心頭滅却すれば火もまたスズシ

わるあがきはじめました。

68

2013-06-21 03:07:00 

 

こう、自分が普段使わないイイマワシをされると

耳に障ったのち、耳に残るんですな。

 

 

高校の友人に、多くの名言を残し、神と崇められたヤツがいました。

神のお言葉は、名言というか、とかく耳に残るんですね、耳が、初めてだから。

その強烈な感性にとても惹き付けられました。

 

例えば、

移動授業なんかあって昼休み、

なぜか他クラスのやつがうちのクラスで飯食ってて、それもかなりの数。

もう乗っ取られたんかってくらいに、数えたら他クラスのやつの方が多いんですよ。

それを見た神が僕に言いまして

 

「おい、反旗を翻さないか!!」

 

しびれましたね。

聞き慣れない。

慣用句集でしか、文字でしか、出会ってない、この、音声初ってのがポイントです。

 

こないだその神にお会いして、口癖を思い出しました。

 

お調子者の私が何か1つやらかすと、神が決まってこう言うのでした。

 

「ほーれ、言わんこっちゃない。」

 

それを使うかね、日常で。

ほろ見ろ、とか、だと思った、とかじゃない。

マンガの世界から飛び出してきたようなイイマワシが、新鮮で楽しいんです。

 

 

他にも、これは後輩なのですが、

ある後輩にこないだ食べたタイヤキの話をなんとなしにしたわけです。

俺あんこ好きなんだよねー。タイヤキ美味かったー。と

 

したら返事がこう。

 

「それ、ちゃんと尾っぽまでアン詰まってました?」

 

もうね、セットなんですよ。

タイヤキの話が出たらこれ聞き返すのが最低限のマナーみたいな、ね。

英語の授業ならパターン復唱させて身体で覚えさすくらい条件反射。

it is no use crying over split milk並みのワンフレーズでね。

 

気持ち悪かったですよ、

思わず怒りましたもん、

形式ばった喋り方をすなと。

台詞っぽすぎたってのもあると思いますが。

 

 

耳に残るオリジナリティをめちゃめちゃ欲してます。

それを探すために、こんな、しょうもないブログをやっているみたいなモンです。

それこそ、ちびっこがおもろいとされるみたいな、

目に悪いナラビ、

耳に悪いゴカン、

気持ちに悪いヒョウゲン、

を作りたいですね。

作るというか、それをよしと、されたいですね。

そういう意味での承認欲、置いてます。