心頭滅却すれば火もまたスズシ

わるあがきはじめました。

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2013-06-25 01:03:48 

 

そういや、エピソードトークや、20代の主張だけでなく、

何を読んで何を見て何を聞いたか、積みたいから、ブログッてんだった。

 

どうせ役立たずの記憶が、ツタヤでまたおんなじものを借りさせる前に。

 

 

性格的に批評ができない。

どれも自分より素晴らしいし、浅いから知識もないし、好意的に接しちゃうもの。

だからあくまで主観で。意見を言う練習だ。

 

 

リリーフランキー

『ボロボロになった人へ』

 

この人えっちだな、と。

多分セックスって女性は何かを失ってるのかもしれないな。

ベタだけど、何かを失うことで、何かを得ているんだな。と思った。

 

びっちがよく出てくる。

というか登場人物はみな哀れで悲しくてしょうもない。

 

そういう人が、これ以上落ちていかないために、這い上がろうとする姿に感動する作品だと思った。

 

んで結果はとり方によるけど、マイナスがゼロになるだけのお話が多い。

一般的にマイナスからのスタートで、プラスになって終わるお話が多いと思うんだけど

この本は、ゼロで終わる。

 

それが、たやすくめでたしめでたしといかない現実で、好感を持てた。

 

真の平等のため、罪を犯した人はどんな罪であれ、みな死刑になる。

その中でどういう死に方をするか、裁判で争うという設定がおもしろかった。

殺し方よく思いつくな。

やはりこの人えっちだ。変態の頭文字ということだ。

 

次は三谷さんのエッセイを読む。

読書レベル1の初心者はおもしろを求めるのだ。

ぼちぼち、ミーハーであることに、誇りすら持ち始めている。