心頭滅却すれば火もまたスズシ

わるあがきはじめました。

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2013-07-06 01:31:50 

 

ただなんとなしに、生きてしまってるそんなとき、

たまたま耳にする一曲の、タイミングの不思議。

 

『生きてることが辛いなら』森山直太朗

がたまらなくすばらしい。

 

いや、どうかな

僕みたいな若輩者が、

ちっぽけな挫折や、希釈された泥水しか飲んでない自分が、

そもそも、生きることへの希望をひとかけらも捨てていない自分が、

助けられたというのは、言葉の贅沢かもしれませんが。

 

これぞ歌の詞、言葉の力

ギター一本で歌う動画が力強い。

 

励まし方がうまい。

いっそ死ねばいい、から始まって

いやになるまで生きろ、って

くたばる喜びとっておけ、って

これもフリが効いてるということかな。

 

歌詞、賛否両論になったらしいけど、なんて愚かなのだ。

最後まで聞いて欲しいと、ここまで願う曲はないよ。

レコ大の作詞賞が証明してるじゃん。

 

「歴史は小さなブランコ」は理解できるようになったけど

「宇宙は小さな水飲み場」とはどういうことだろう。

もっともっと生きなきゃ分からないな。

 

メロディにしてもAメロBメロきて、はいサビどーんっていう感じではなくて

この曲まるごと新鮮

4年前くらいには、ipod入れたはずなんだけどな。

 

無から始まり無で終わる、巡る命、に関しては

こないだ読んだ『その日のまえに』にも共通していて、そういう本の読書用BGMにも。

 

いや、でも目で聴いて欲しいから、

もったいないな。