心頭滅却すれば火もまたスズシ

わるあがきはじめました。

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2013-07-21 23:55:07 

 

すげー、やわらかかった。

マシュマロだった。

わすれない。

 

 

相手、サークルの後輩。

酒の席、たらふく飲んで2次会、俺んち、タクノミ。

すでに向こうデキちゃってて、タッチがずっと、すごいのなんの

いざされたら、たまらんし、とまらんぞ、って、そのときのおれから伝言。

 

いやはや、わたすも男でよ?

いや、しかし、イカンセン慣れてないから、

触っても怒られないとこだけ、肩とか、それもツッコミならいいかって、べったりじゃなく、ぱしってしたりして、それだけでもどきどきで

そしたら、ボディタッチとかじゃなくもたれてくるからもう

手後ろについてゆか座ってたら、横からもたれてきて、どーんって

 

あれ、ひざとかひじとかすごいんだね、女の子って

その子のカレシから前にいちど聞いてた

「あいつやばいっす、まじマシュマロっす」って

それおもいだした

 

そんなくっついたらあかんよ、って、関西弁は、てれかくし。

やめてー、だけど、やめなくても、うん、まいっか。

通じたのか、ずっともたれて、えへへって笑ってた、赤いほっぺ。

後輩ってこういうとき、ずるい

振り返られて見上げられて、ずりぃ

 

思いきってすげーガンバって、

太ももに、手置いてみたら、

ぎゅって、挟まれた。

もーぉ、だって。こいつ天才かよ

 

この距離だと、胸の大きさもよくわかって、やっばかった。

お前むちむちしてんなーとか普段言えるのは、距離のおかげなんだってそんとき初めてわかった。

近くは、かわいいし、かわいくみえるし、

冗談の1つ、重いぞおでぶってのも、言えなかった。

少しくらい重いほうが、くっつけんだぞって、そのときのおれから伝言その2。

 

結局、押し倒しちゃった

ことになんのかな

わけわかんなかった。

とりあえず、覚えてるのは、

あたしの弱点おしえますねって、耳元で言われて、びくってなっちゃったら、あーおんなじだーって笑われたこと

あと、首をかんであげた、んかな

あげたってのは、そうしてって言われたからだからおれに罪はない、はず、ボランティア。

 

どこまで触れたかほんと覚えてない。

酔わなきゃやってられなかった、けど、酔いすぎたこと、ちと後悔。

でも、どこもぜんぶ、やわらかかったのは、はっきり、覚えてる。

どこもぜんぶ、あん、ってはにかんでたことも。

 

 

 

で、

 

目が覚めた。

となりに寝てるヤロウ2人。

二次会で、俺んちで、男3人で、呑んで、つぶれたんだった、最悪。

ま、いっか、覚えてるうちに自慢したろ。

 

「おい朝だ起きろ、おれ今さっき、夢だけど○○子ちゃんといちゃいちゃしたったぞ」

「んー。まじでか、うらやま」

「…?」

 

「なんだよ、いいだろ?」

「…ぷっ、げははは、ひゃっひゃ。お前まじおもれーな」

「何がだよ」

 

「どうりでお前、昨日よる、めっちゃくちゃ、おれの太もも揉んでたぞ」

 

 

 

すげー、やわらかかった。

マシュマロだった。

わすれたい。