心頭滅却すれば火もまたスズシ

わるあがきはじめました。

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2013-08-18 23:58:52 

 

帰って、省みて、おりました。

いくつかまとめて、まとめたいと思います。

 

 

言葉のミスから逃れられない人がいます。

言いまつがいは、可愛いけれど、ただのミス。

 

中高生くらいのように、あえてそれらを「名言」と呼びましょう。

ひたすらに名言を吐き続ける野球部の元チームメイト「ミス田君」のお話です。

 

 

ある練習試合の球場に自分のグローブを忘れてきちゃったミス田君。言うまでもなく商売道具です。

高校生がこれほど初歩的なミスを犯すと、監督も怒るどころか呆れて何も言えず、

後輩に借りて何とかなったものの、

いや何とかなったんかい、罰は?ねぇ罰は?

と、どこか薄らすべった彼の空気。

 

試合後、

「お前何やってんだよ」というお待ちかねの正論に、ミス田君はこう弁明しました。

 

 

「いや、実際あれは俺のミス」

 

 

知ってる!!

何が実際だ、口癖控えろバカか!

 

 

そんな、ミス田君含む野球部数人で飲みまして。

今はボートに打ち込んでいるミス田君が、焼肉に30分遅刻した理由は「寝てた」燃やすぞ。

 

しかしながら、みんなボートには興味深々

こないだ大会があったばかりと言うので当然結果を聞いてみると

 

 

「俺自身は、8位」

 

 

はてさて、ボートに個人戦!?

よくよく聞いてみると、ミス田君、5人乗りのボートでした。俺自身、とは!?

 

それでもボートに自信がありそうなミス田君。

何でもチームで最重要な2番目のポジションなのだと。

トップでもケツでもなく2番目がなぜ最重要か、

我々野球部は気になるので聞いてみますと

 

 

「だって最初のヤツと最後のヤツを俺が繋いでるからね。」

 

 

それ、3番目も4番目も、じゃない!?

明らかに言葉足らず。

こいつ、一生こんな感じで伝わらない人生を送るんだろうなーと

チャチャを入れながら楽しんでたらはっきりと締めてくれました。

 

 

「お前らさ、さっきから、俺の足揚げとんなよ!」