心頭滅却すれば火もまたスズシ

わるあがきはじめました。

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2013-09-02 23:57:53 

 

3年連続3回目の北海道は、

男1女4で旅させてくれるくらいに、

僕を、ダイガクセイにした。

 

 

なんて言ってもただのゼミの合宿の前乗りで、要はドライバー要員。

たまたま女性が多いゼミなのだ。

 

それでも、ヤキューブ畑で育った、オトコ臭めな、馬鹿自分を受け入れてくれて、

いや、まぁ本当に受け入れてくれてたのかは分からない、実は女子部屋で僕の悪口を垂れ流していたかもしれない、ほら女子ってそういうことすんじゃんか、

と、言ったところでどっちに転んでも根拠はなく

ただただ感謝を申し上げる次第でござる。

 

 

車内でかける曲のチョイスとか、

行き先がなかなか決まらないこととか、

本当にただ話すことが目的の悩み相談とか、

すごく新鮮で、眺めて耳で盗んで、楽しかった。

 

1人、お笑いも野球も好きな子がいて、有難くて

何をしたワケじゃなくても、その人がいるだけで救われる人がいることってあるのだなと

いいこと風に言うとそういう感想。

今度お礼に変化球の握りでも教えてあげよう。

 

よし、女の話はここまでだ!意識しすぎだ!きもちわりぃぜキモチャーリー!

 

 

「心地よいものは必ず自然と繋がっている」という言葉がある。

北海道の大自然ドライブは2年連続2回目、本当に心地よい。

 

一方でゼミとしては彫刻とか建築とかデザインとか

すなわちそれらは「心地よくないもの」がゴールなんでないのん?

 

引っかかり(フック)をどう繰り出すか。

「心地いい」中にいかに「心地悪い」を捻じ込むか。

爆笑太田さんがキムタクの演技を評して言った「ストレンジな違和感」もそれだろう。

 

顔にしても動物的カンでは左右対称がモテるとされる。

けれども、左右非対称も少なくなく淘汰されてきていないのは、

その引っかかりは、人間が動物ではない一線だ。

自然は恐ろしく線対称で、吸い込まれるくらいなんだけど、

吸い込まれないように引っかかりを探している人間のイメージが浮かぶ。

 

 

あとは単純に北海道という土地が好きだ。

飯が美味く自然がいっぱいで、毎夏訪れたい。

冬は、死んでも、嫌。

 

 

北海道の自然は自然とみんなのテンションをあげまして。

ある女の子自然を前に、

「ほっかいどーはでっかいどー!」

を言おうとしたところ

 

「ほっかいどーだどー!」

 

 

真夏でも、北海の風、涼しくて。