2013-10-05 01:48:40
なんかかかないかんなと
わかっていてもきいぼおどははずまず
そんなときとことんスキなもんかこうと。
気づいたら10月がやってきていて
ごめんね、そろそろオシマイだよー。ってペナントを畳もうとしてる。
もちろん、これからが大決戦なんだけど、ホークスはもうオシマイ。
観に行ったセッツがぼろぼろだったんだもの。
最終戦先発がこないだやっと勝てたヒガシハマだもの。
もう、オシマイ。
それでも、観ている客まで本気で悔しくなれるからプロの野球って極上のエンターテイメントでして。
その昔僕らが野球を見始めた頃のスターsが、2013年、続々引退していく。
ちょうど10年、15年前か。
宮本も、桧山も、藤本も、前田智も、山崎武司は野村再生工場の立派な製品で、石井一久はよしもとの契約社員へ、篠原はまだいたんですねダイエー時代ありがとうございました。
確か先発が弱い年で中継ぎで14勝されたんですよね。
必ずやまたグラウンドに戻ってくるだろう。
こういう楽しみ方ができるくらいには僕はおじさんになれた。
息子が始球式きれいなストライク投げて笑って、
スタンドまであと一伸びのレフトフライ打って笑って、
「楽しく野球をやったことはない」宮本のラストゲームはとても楽しそうだった。
報ステに生出演し、
野球のコアな部分を紹介しようとするサービス精神溢れる工藤解説員の
「宮本さん、普段あまり機会ないのでぜひ見せて頂きたいんですけどグローブのポケットはどうなってるんですか?」
という質問に対し、スッと横に飾ってあったグラブをはめるその仕草がもうかっこよかったんだけど、それにとどまらず
「やや小指よりですね、あ、ゴロの時は、ですよ。送球やフライはこっちで捕って、ゴロはやや小指よりのこっちで…」
と淡々とレベルの違いを教えてくれた宮本には工藤も苦笑い。
やってたから分かるけどグラブの中での位置なんて考えたこともなかったよあたしゃ。
引退で言えば、忘れられない和巳斉藤。
100勝していないのよナント。記録より記憶だよホント。
いやもちろん記録も、例えば生涯勝率なんてのはぶっとんでんだけどよ。
始球式泣けたなー。
城島が受けてさ、こちらは髪伸びまくり、今じゃ釣り好きが高じて釣り番組やってるらしいんだけどさ。
小久保や王さん、スザンヌも見守る中さ、いや、スザンヌは知らん、女はグラウンド立つな。
もうマウンドからホームまで届かないわけ、ファンももう1球!なんてコールをするんだけど、またワンバンで。結局4球目でやっと届くんだけど、そこまで壮絶なケガとの闘いだったのかと。
それ見ちゃった後のセレモニーで今にも泣きそうになりながら、
「幸せなことに、野球をもうやりたくないと思える日々が続いています。」
こりゃ泣けるよね。
柴原の引退も感動したけど、和巳は別格だ。
その日同じくして京セラでは馬原さん(我輩、野球部の先輩であるぞ)が711日ぶりに復活して抑えてて、それも言葉にできない感動が。
次は松中かな、
井口も見守りたいな。
感傷に浸ったあと海の向こう、オモシロ外人枠の川崎むねりんの、どポジティブな言葉でお別れしましょう。
来期の契約について聞かれた川崎
「世界中、僕はどこでも動ける。気持ちはどこでもやれる。
来年はまた、2014年型川崎宗則をつくって大いにハッスルしたい。」