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心頭滅却すれば火もまたスズシ

わるあがきはじめました。

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2013-10-16 00:32:22 

 

「親孝行 したいときには 親はなし」

 

そうなんだろうなって思いながら

寝ているオヤジの顔を見ていた。

ボクは全然、寝付けなかった。

 

認めちゃうのは違うと、分かってる。

バカヤロウな息子だと、分かってる。

でも、親に対して子ができることって何があるんだよ。

 

3連休、オヤジが泊まりに来た。

吉本新喜劇もオヤジと観に行った。男2人、ルミネの最前列。

「こんな前だといじられるかもよ!」なんて言ったら

「おれ知らないふりするから。」って

つくづく、似てない。

 

 

オヤジは患っている。

会うたびに変に痩せていく。

離れた母からの電話はいつも、重たい。

こっちで働くことを選んだボクに、刺さる。

オヤジもオヤジで

「おれが死んだら戻ってくればいいから」

っていう言葉には、救われない。

 

 

全然寝られなかった翌朝、意地で早く起きて

パスタ茹でてサラダ作って梨を剥いた。

 

とはいえしかしけれどもされど、

その朝飯セットを前日揃えてくれたのはオヤジで

その買物カゴにガムとか嗜好品を忍ばせちゃうのはボクだ。

 

 

「親孝行って何?って考える

でもそれを考えようとすることがもう

親孝行なのかもしれない」

というまっちゃん作詞の『チキンライス』、名曲なんだけど

この部分だけは、逃げ出して甘やかしているようで、今のボクは全然好きになれない。

 

この手の文章があまり好きではなくて

「それでも、まぁ、幸せなのかもしれない」的自己弁護メッセージは時たまものすごく反発したくなる。

オヤコウコウって何か、未来のボク、タイムスリップして教えてくれ。

後悔を軽くしたいんだ。

っていうそれもまた甘やかしで。

 

 

今ボク21歳。

早いとこ孫の顔を見せてあげたいから

親になるために、大人になろう。