心頭滅却すれば火もまたスズシ

わるあがきはじめました。

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問題.

「大事だ」とか「気にかけている」を伝えなさい。

ただし、「好き」や「愛してる」を使わないものとする。

 

そんな問題を、ずっと解いている気がする。

御陰様様、23歳になりました。

 

あいさつの魔法っていう、ぽぽぽぽーんなCMが昔あったけど

「お誕生日おめでとう」もまた、ずきゅんきゅーんと心に響く。

 

一つ、毎年祝ってくれる地元の仲良しおばちゃんから、珍しく今年、当日のお届けがなく

籤付きアイスが外れちゃったくらいのガッカリ感でいたんだけど、

数日後、時間差でおめでとうをもらう。

曰く「日付を忘れてたおかげで、誕生日というより誕生月って感覚だった」ってさ。

 

誕生日に僕を思い出してくれる有難さとはまた別格で

その月丸丸、僕を思い出してくれること、また格別で

限りなく、ウレシイ限り。

 

 

そんなこんなでここ数日、

変わらずのご縁の方々とお酒を飲んで、ご飯を食べて、お話をして

僕は最初の問題を思い出す。

 

解答用紙には

「お茶つごうか?」とかなんか平均点にも満たないようなことしか書けなくて。

23年のテスト勉強じゃ、まだまだ満点にゃ程遠い。

 

『美人には決して「かわいい」「きれい」を言うな。

慣れている言葉で褒めてても永遠に覚えてもらえない。』

っていうの1つ、指針にしている。

むずかしいけどね。

ぎりぎりでハンドル切って、飛び出した言葉「ステキだね」って、

なんだか余計に胡散臭くて、

今のはナイなと、アルこーるを流す。

 

話がそれましたが、

時間を割いて会ってくれたり、

記憶の容量を割いて覚えていてくれたり。

そんな人たちへのたぶんきっとなんていうかはずかしいけど愛を、

都度都度形を変えてお届けしてまいります。

お誘いします。惹句も言います。

喜んでもらうため、ハイ、喜んで。

 

23歳。

何卒宜しく御願い致します。