心頭滅却すれば火もまたスズシ

わるあがきはじめました。

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「恋をすればするほど、駆け引きはうまくはなるけど この胸のムズがゆさに いつもギリギリ手が届かない。」

 

って勝手な親近感平井堅は歌っているのに、どうしたもんかね。最近ではテンでこテンぱんでテンてこまいで・・・2次会にすら行っていいのやらまた次回。1次会に誘うことと2次会に誘うことは似て非なるものなり。〆のアイスと次のお店と、時間と電車と明日の予定と。天秤が1つや2つじゃないのにただでさえ、下心を悟られないよう必死は必須。いいんだいいんだ押し殺し、つけられたあだ名「お坊さん」。スマホ貸してって、貸したらいつの間にかLINE打ち込まれてて、おーオネイサンやるーってしんちゃんみたいになっても後日、会ってみたらなんてことなかったり。あーあ、好きでもない人を誘うもんじゃないなんて強がりしんがり。

 

「彼女ほしいっすね〜」「出会いあんの?」「いや、結構頑張ってんすけど、だいたいイケメンが持ってくんですよ!」「お前から誘ったりしてるのか」「いや、まぁそんなですけど」「好きな人は?」「いないんですよね〜」「いや、それ彼女なんかできるわけねぇだろ。女の人からは来ないよ」「すよね〜」

というわけで誘ってもないし、好きな人もいなけりゃ、彼女なんかできるわけねぇだろってのは、ここんとこの目がテンうろこ。懲りずに会いたい人に声かけてみたく存じますえいやっ。おかげでニンジンを少し先にぶら下げるのだけは上手になった。

 

そんなこんなで先日の、高校ヤキューブ飯いと楽しく。超笑うってあるんだホント。ブスからモテる説だなんてからかわれ、そういやミミの痛い話するの好きじゃないもんなって分かっちゃいるけどいやいや、ひたすら誰にでも優しい説にしといておまけ。お互いの好きなタイプとか、ケツの肌の質感とか、全部わかってる友人ってのはありがたい。なんというか、ドウソウカイが婚活パーティみたいになる日も近いのだと思う。

好きなタイプは分かってるけどそれが手に入らなきゃしゃあないじゃんってこれまた目がテンめばちこ目から鱗。たまたま先日、とある年上の方に「この歳で人好きになります!?」なんて質問をしてしまい、「だからお前はコドモなんだよ」って、ベシってされたのを思い出した。

ケッコンしてる友人の、モロモロ失ったものの話が続いて最後、「でも悪いもんじゃないよ」からの切り返しは微笑ましい頬笑み。30になる彼女がいる友人の「夜3朝3」のインパクトいとおかしいとおそろし。欲のカーブの大逆転は、本当にこれからあるらしい怖い話。

夜中に焼肉食ったり、2時に〆のラーメン食べたり替え玉したり、人んち押しかけて全ての物品に「○○の」って記名したり、デスクトップを稀勢の里にしたり、某女優の流出映像に目を耳を傾けたり、寝ている家主を置いて家から駅までポテチを等間隔に置きながら帰って行ったり。こんな25になるつもりは1ミリもなかったけど、ほかにどんな楽しいオトナへ定規、分度器使えばよいのやら。

 

高校の友人と、高校の友人しか聞けないようなネットラジオでもやれたらいいな。外へウケ出したいけど、おもしろいと思う人たちにおもしろいと思われたいみたいなところがあって、まだまだ頑張ろうって。そんな月曜。

1曲目お聞きください、エビ中『頑張ってる途中』。