心頭滅却すれば火もまたスズシ

わるあがきはじめました。

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なんだか寝られずなんらか書きたい夜はスマホのメモを引っ張り出してくる。

そう僕は人から聞いた話でできている。帰り道に買い込んだ半額のお惣菜でできている。上司にご馳走になった焼肉でできている。その100分の1を後輩に焼肉を奢りながら生きている。水は高い所から流れる。流れる水は濁らず。万物は流転する。情報は回す。心を整える。生活は続く。

 

288 - 心頭滅却すれば火もまたスズシ

の続き。日経新聞のコラムや、街のフリーペーパーのちょっとしたインタビューを読むのが好きだ。読んでスマホのメモに寝かせる。たまに読み返してみて、あの時のそれとこの時のどれが紐づいて、すぐに理解できなかったことがようやく噛み砕けるようになる。そこで初めて自分のものになる。人に話せるようになる。いい話を聞いていい話を伝える大人になりたいとぼんやり考えていて、この何気ないメモは多分、”ライフワーク”と呼べるものにまでなっていってる気がしてる。

 

2015年夏~

 

AT&T アメリカ最大の通信会社。新卒数百名の中から能力など評価し、将来幹部になりそうなヤツリストを作成。30年後、50代になった彼らをリストと照らし合わせると、幹部の半分は予想通りリストに上がっていた。
ここで注目すべきは新卒時名前が挙がっていなかった幹部の半分。実は彼らには共通する20代の過ごし方の特徴が3つあった。
1.うるさ型上司
2.困難かつチャレンジングな仕事
3.ルーティンワークはしない

自分の20代はどうか。

 

小学3年生が作る俳句に衝撃、共感、嫉妬。
せんぷうき
あああああああ
おおおおお


「仕事でミスっちゃって凹んでるからあんたの失敗談聞かせろ。言うてみい。ほれ。」

って昔好きだった人からのLINEに心を揺さぶられる。

きっかけを探してるのさ、人はいつも。

 

小さな数字に本気になれるか。野球選手のホームラン数10本と11本は大きな違い。年収が変わる。2000本安打できるかどうかの場面で、いや1本くらい凡打してもいいっしょだと本気になれない。本気になれない環境は変える。組織が持つ評価基準を示してそこに本気にさせることしか上司にはできない。だから数字一つにこだわるし、死にものぐるいでその1打席にかけるわけで。いや、いいじゃないすか大の大人が。野球って9人じゃなくてもいいじゃないすか、は社会では通用しない。ルールがあってそこで戦って勝ち負けが出るということ。じゃあ勝つためには、、、。そこまでやっても負けることもある。だからリスクを回避する。先を見越す。数字で担保する。

 

なっぱいおめながらいんこをまじる。

 

ぼのぼのスナドリネコさんの名言。
ぼのぼの、生き物は、絶対、こまるんだよ。こまらない生き方なんか、絶対、ないんだよ。そしてこまるのは、絶対、おわるんだよ。どうだ、少しは安心してこまれるようになったか?
 

巨人→日ハムへ移籍した矢野選手
オフのグアムの自主トレ。若手がスパイクを履かずに練習靴で打撃練習をしていたことに猛激怒。プロじゃない。怪我の恐れもある。試合で結果を残すためにやっているのに練習靴練習気分でどうするのか。
マスコミにこう言って部屋を去った。早出特打ち、休日返上なんて書かないでくれ。あんなのは練習じゃない。
努力してるつもりでも努力になっていないことってけっこうある。勘違いしない。本番で結果を出すためにすべて。

 

とあるコピーライターの方に、なぜコピーライターになったんですか?
新聞記者を目指していた。上智の新聞学科で。でも知れば知るほど正義を暴くとか、真実を伝えるとか、悪く言えば性悪説の世界。向いてないなーと。
そこでコピーライターを知る。この商品っていいね。この人っていいよねっていう気持ちで仕事ができる。性善説の世界。自分には合うと思った。
同じ業界としてステキだと思う。まず疑うか、まず信じるか。


同級生いのちゃんの素朴ツイートシリーズが個人的にすごい好き。

”1週間帰省します。九州の皆さん、気にかけてくださいね”

”末っ子だからかわからんけど、熊本帰るたびに親戚家族みんな私がまだ7歳くらいだと思って接してくる。”

発見と共感に満ちた言葉、おみごとだなー。

 

内定者フォロー。学生時代ってそもそも不安、何になるのかどうなっちゃうのか。
何で助ける人になりたいかってこれちょっと真理なのかもしれない。何で人を幸せにしたいか。

 「一を聞き、十を知り、百を考え、千を伝え、万を動かす」
阿部広太郎さん電通コピーライター

 

20代の過ごし方。毎週土曜に飲むにしても50人会えるかどうか。
5分でもいいから会いたい人話したいことがあるか。惰性で誘ってないか。すごい人のすごい人に会うこと。人の集まるところ、物が動くお金が動く。目を背けない。ビビらない。野次馬根性。勘違いせず。ブレーキをかけず。

 

2015年は今思えば仕事に夢中になる覚悟を決める1年で、そんな中でお笑いサークル先輩からいきなりいただいたLINEに、焦るなよと言われた気がする。

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あのヨセケン木村さんがな
落語家になってもうた。

あん人が示してくれたんわ
君でいう三年後
俺でいう二年後
そこにまだ、
経歴手放しの選択肢があるということやねん。

自分で増やしてきたつもりの選択肢なんぞ、要らんのや。書類にしかならんや。

ほんまに血ぃ流れる選択肢は、これからやなくて、これまでにあってん。

前を向きすぎや。
目ん玉に騙されて
前、向きすぎてんねん。

せやろ?

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けどなんで関西弁だったんだろうか。

 

出張で浜松へ。見知らぬ土地の電車に揺られ、金沢特集の新聞を読む。
県民性ってあるなぁ。歴史ってあるよなぁ。
加賀百万石の前田家は本当は100万石以上持っていたらしいけど、軍隊ではなく文化芸能につぎ込んだそうな。名古屋は空襲にやられたが、金沢は400年の歴史が折り重なっている。「細い雪道を譲る」その言葉の美しさ。日常のこととして芸に関心が高く普段から美術館博物館に市井の人が行っている。自分には金沢がちょうどいいと思う人も多かろう。

 

足伸ばしてジャズバーベースライン@名古屋へ、最高
生よりシャンディガガフ。山崎or角ハイボール
お酒を飲むところだ酔っ払おうじゃない。
ご飯はソーセージ?ピスタチオ?生ハム?ピッツァはがっつり、アヒージョとかいいね。

太平洋戦争中は禁令や自主規制などでジャズは鳴りを潜めたが、学生や軍人の中でも密かにレコードを聴いて楽しむ者も多かった。特攻隊員の川柳に「アメリカと戦ふ奴がジャズを聞き」「ジャズ恋し早く平和が来ればよい」などと遺されていることからも分かる。

 

叔父さんが余命レベル。胸が痛い。言葉が出ない。今ある命を大切に。

 

日経より。バッタハンバーグというコラム。
即席麺に昆虫が、というクレームの、その麺にはエビが入っていて、どちらも節足動物なのになぁ。近い将来虫を食わなきゃ生き延びられない食糧難。考え方を変える必要。

 

電動歯ブラシ3ヶ月に一度ヘッド交換

ハイパーウルトラベリーしんどいでも前に進んでる。止まるなよ。これからだぜ、人と比べない。自分の仕事を。

 

27時間テレビの本気がすべってた中で、本気ってなんだろう。
もっと仕事に自分が入る意味とか価値を出さないと。人の役に立ちたい。売り上げたいではなく役に立ちたい。


こじらせまくってるお笑いサークル先輩の話
話の途中盛り上がらないことがわかると突然「愛してるぜ」「いや、だから愛してるぜって」で話を切り上げる。あるいは「怖い話持ってない?」ってすさまじい。わらう。

 

先輩、有無を言わさずロジックで叩きのめす。それが仕事をする上でみんなやりやすくなる。そのためにNOを言わせない提案をする。交渉の生々しさ。

 

エスカレーターの非常停止ボタンの位置、子どもに押してくださいと言っているようなもん。

 

実家の机まわり大掃除。ちらつく当時の彼女と、何一つ勉強してなかった高校時代。努力をしないと。いつまで中学の財産で生きているのだろう。本を読むとか新聞を読むとか社会的常識を掴む。

予餞会。山本先生のお言葉(うろ覚え)。余裕を見せつける会なのだと。まだ大丈夫、これからでしょ、余裕だぜってのを餞としてやる。どこもやらなくなった。ただクマタカは違う。もちろん二次の配点が高い大学志望ということもある。ただ全校生徒で余裕を見せつける。大丈夫であると言ってみる。だから大いに笑うし、先生たちが結構ガチで笑いを取りに来る。おもしろい学校だったと思う。テストの点なんかは本当にクラス平均の半分でうんこちんちんだったけど、今改めて頑張んなくっちゃ!

 

2015年6月~2015年8月の頭の中のこと。