2013-11-05 23:14:12
時間を、分かっているのに、ムダにすることより、
誰かを、分かっているのに、ムダにすることが多かったなと、
残り150日を切って思う。
というのも「よっ友」なんて言うダイガク世界。
いつも「久しぶり」から始まる、すぐ味のなくなる安いガムみたいな会話を僕は大の苦手で
1、2年の頃は分かっているのに、iPodしかりiPhoneしかり、マック製品は距離を生むのに便利で。
半年で終わった基礎クラスや、1年で終わった語学のクラスの大半は、テキトーに接した。
ウソウワベアイソ笑いも、上手くなって悲しい。
ところがどっこい
最近、ちょっとした関係が実は色濃かったことを思い知ることがいくつか。
なんだこの嫌がらせ。
今まで雑に葬り去ってきた無数のオシャベリを後悔させようとするかのごとく。
野球を企画した。
僕発進ではなかったけれど、プレゼンテッドバイ企画慣れしてないヤツだったため、グラウンド取ったり誘ったり。
それに、20人集まった。うち半数がびっくり1年。
4年と1年である。
しゃべったことあるとしてもポコチンの話くらい。
そんな、場しのぎコミュニケーションの僕企画に、乗ってくれた。
しかもこれまたヤツら楽しそうにプレーするもんで、久しぶりに超「嬉しかった」。
仕掛けたり誘ったり巻き込んだり、って大体失敗するんだけど、これだから止められない。
人の楽しいは、自分の嬉しい。後輩はいつでも、かわいい。
初めての多幸感に、センター守ってて、戸惑った。
本当にダサい話、来てくれたからにはこっちもオモテナシ、それで笑ってくれてまたこっちも嬉しくなるしっていう、
幸せのキャッチボールは全部胸のど真ん中に返ってきた。うわっダサっ!
「楽しい」はもちろんだけど「嬉しい」の方が自分の動機付けになるんだなぁ。
ゼミナールもしかり。
どうせソツロンは個人競技。週1会うか会わないかの女子多め集団とは、ウソウワべアイソ笑いで乗り切れる、なんて思っていた僕はどれほど失礼だったんだか。カンチガイも甚だしい。
みんな、やりたい研究=自分のフィールド、で戦っているから、キレッキレ。
アドバイスもコメントも、お蔭様で、自分が何がしたいのか、見えてくる。本当に頭が上がらない。
そりゃ
誰が誘っても、野球のヒキは強いし
誰が困っていても、助けてあげる親切ゼミナールなのかもしれない。
でも、人に「借り」ていることを僕は感じた。
もう今すぐにでもめちゃめちゃ返したい。僕はこうやって突然「ありがとう」を言いたくなるヤバい持病がある。
内定の挨拶周りにやっと2年前まで働いていた本屋へ挨拶へ行ったら、10%オフで売ってくれた。
そんなことがあるから、出会いはニクイ。
「返せる」のもあと150日ない。
借りた恩は返す。又貸しせずに。
永六輔『生きているということは』を聞いて、寝る。