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心頭滅却すれば火もまたスズシ

わるあがきはじめました。

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2013-10-11 23:50:49 

 

決まって朝7時、うちのチャイムがなる。

世間はオヤスミの日曜日、他の家族はまだ寝てる中

僕だけ起きてるテレビの前、『トムとジェリー』の待ち時間。

 

「あそぼ!」

 

あの頃、僕らにオヤスミなんてなかった、というか要らなかった。

シタの子だ。

いつも僕んちに遊びに来てくれる。

もちろん僕が行くこともある。

こんな「日曜朝7時から遊べる友だち」が団地だ。

 

あるいは。

 

家のカギを忘れて、マンナカの子の家に居候。

これがまた居心地いいのなんのって。

のちほど姉もチャイムを鳴らす。

家のカギを忘れて、マンナカの子の家に居候。

夜になって、母が帰って、2人そろって、カミナリ落ちて。

こんな「家に入れないときの家」が団地だ。

 

シタの子は階が下の、

マンナカの子は棟の真ん中の。

子どもの多い団地だった。

一軒家への引越しは、左遷出向赤紙島流し。

10歳かそこら、実に大きいライフイベントであった。

 

 

団地について業を卒するための文を論じている。

 

 

雨でも濡れずに行ける友達んち。

経済状況も家庭環境も似通っている者同士。

本当に、おおきなひとつのいえ、だった。

1人のギャグは団地のギャグになっていった。

友だちのニイチャンは自分のニイチャンだし、

友だちのぴーちゃんはみんなのぴーちゃんだったのだ。

 

もちろん少子高齢化

「団地」の抱える問題は少なくない。

個の時代、自治会の煙たがられ具合は肌で感じられる。

ここはいっちょ、僕なりのOngaeshiをしていきたいところである。

 

お世話になっている自治会の方の印象に残った言葉を。

ここからが僕のソツロンのガンバリドキであると、奮い立たせるために。

 

 

「昔はよかった。」ってよく言うけど実は「昔はよくなかった」のよ。

子どもは増える一方なのに本一冊ない文化環境で。だから子どものためにって親の私達が必死になって市と掛け合って本を集めて小学校を分けさせて…。

今は子ども会に入りたい子がいても親がそれを煩ってしまう。なんでも整っているから子どものために欲しない。「よくない環境」と「よい環境」どっちがいいものかねぇ。

簡単じゃないわ。