秋雨の「東京 イベント」ググる日々。
ここんとこ良いイベントに当たってくだけて、
アイドルにせよ、漫画家のサイン会にせよ、クリエイターの個展にせよ、藝大の藝祭にせよ。
日曜日を「サンデー」に。オリンピックを東京に、並にがんばっている。応援歌ナウプレイング『ウララカ』大瀧詠一。
あいにく今日は雨でもおきどき、濡れたあの子の髪にどきどき。
あるモヨオシを伝説にすることの、一番カンタンな方法は雨を降らせることである。
あふれる藝術の才の祭。同時開催うらめしや展。
創る学生の生エネルギーと、怨む幽霊の死エネルギー。陰陽ベクトル振れ幅いっぱい。
般若の面。角は生え、眼も歯も金になり、それでも残る黒い前髪が人間から鬼へ成りかけていることを表す。生成(なりかかり)と言うそうです。間違いなく怖いんだけど「悲」という漢字は怨みを抱え死んでも死にきれない女の眉間から作られた象形文字なのかもよ。
近代化合理主義でも説明のつかない物音寒気隙間風。やはり幽霊はいるのだと江戸から明治の転換期、三遊亭圓朝の怪談話が人気を博したそうな。そんな圓朝の所蔵していた作品ひんやりと。月岡芳年の絵が好きでした。
のち、渋谷ロフトのほぼ日展へ。こっちの場合、日展=日本ことば展覧会かしら。
僕の好きなアイドルへ楽曲提供もしている田島貴男先生の言葉があって。その先生が昔、ほぼ日でコーナー持っていたなんて、まったく世の中には知らないことが多すぎるし、情報のとなりをほじくり出すと止まらないことが多すぎる。
「毎日さみしい奴じゃないと、曲なんて書けないよ。
コミュニケーションしてたらだめなんだ。
コミュニケーションしたい(心の叫び)!と思わないと!」田島貴男
藝大生を勝手に重ね、毎日さみしい奴の作品はどれだったかな、と。
コミュニケーションしたい!ってのが好きです。一人でいいもん、じゃなくてちゃんと伝えようとすること。ほら、さっきの幽霊だって恨みをちゃんと伝えようとしてるしさ、なんて後付けクッキング。
しかしまぁイトイさんのお仕事は偉大だなぁ。人は誰も1つはいい言葉(名言格言)を持っており、そしてそれは誰が何度聞いてもいいものである。ってすべらない話のモデルな気がする。そのためにいろんな人に会って、ご一緒して、より広く伝えていく。僕が今何かいい言葉を見つける度にスマホのメモにためていることの先駆けなのだな。
そういう意味で、もっと情報のミナモトを。基本的にNIKKEIさんとTWITTERさんだもの。
よく読んでいる先輩のブログがご移転され、これからも影響されたいし、こないだ後輩が同じ業界に内定が決まり、少なからず影響を与えられたのかなと思う。
そうなると「東京 イベント」は一生尽きない。あぁ、
うらめしや(いい意味の)。