心頭滅却すれば火もまたスズシ

わるあがきはじめました。

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2013-08-12 00:34:23 

 

私信。

これは、それ。

 

 

フラットに見ても、

松早戦は、とても盛り上がったいいライブで、僕は、良かったな、と思った。

それも、ただ安心したとか、でなく、

後輩たちとは言え、そこに自分をしっかり刻む姿がひたすらかっこよかった。

 

ウケるスベるハマるハマラないってのはどうしようもなく避けられない、だからこそ、なんでガクセイが、生活がかかっていないのに、ガンバってやってんのかっていう辺りで、

 

とにかく、ソイツ、がよく表れたフルパワなライブだった。

 

全員とは言えないが、これだけやりつくされた世界でも

自分にしかできないことと、自分がやるからおもしろくなることをしっかり考えて分かっているし、

逆に誰かの真似だけは、死んでもやらない、っていう執念みたいなものを感じる。

 

そういう意味で圧勝したのが頷ける。

もちろん、プロはプロで、背負っているものが違うし、これからどんどんその差が大きくなってくるんだけど、今回は圧勝だった。

 

ネタだけでなく、

くじで選ばれたワードを2分のフリートークの間にどれだけぶち込めるかっていう企画のコーナーでも、

ジアタマの良さと自分の今まで生きてきたモノの見え方、を武器に大暴れしてくれた。

 

 

尊敬する先輩が「こいつがこれをやったら面白い、っていう自信、を持ってネタを考えている」って言ってて、すごくヒントになったことを思い出す。

言ったら仕事じゃなく、遊びだからこそ、今しか、自分しか、できないことをやる。

 

僕は、考えて考えても1パーセントもできたか分からない。

それを出せている後輩は頭が上がらない。

 

諸先輩方のブログを拝見すると、そのことがよく書かれていて

やはりそれが出たときの、うちのサークル員は、すごく強くて、イカレてて、いい。

 

 

最近、じじいみたいに、後輩に甘い。

たぶん、あんまりよくないから声には出さないけど、本当にこれからも、弾け飛んで突き抜けて欲しい。

 

 

あと、最近、後輩に合宿のアドバイスをしまくってしまうの、申し訳ない。

僕は自分が未熟すぎて、

自分が班長の年に、先輩方や後輩らの才能を持て余しまくってしまったことを、今でも悔やむ。

力不足だけでなく、役割が分かっていなかった。

素振りをロクにせず、試合に臨んで、試合でも、バットをフリすらできなかった。

サークルにハマって無さ、が、自分でもすごく感じられちゃって、辛かった。

 

その経験を、僕は後輩に伝えるしか、できない。

幸い、聞いてくれる後輩がいてくれるし、みんな、サークルのことを考えてくれるのがすんげぇ嬉しい。

 

 

言ったら文化系に、体育会系を持ち込んでしまった僕に、萎縮していた後輩も多い。

そんなとき、もちろん経験を伝えつつ、一つ上の代表の

「とにかく話を聞いてあげること」を思い出す。

 

本当に成長させてもらった3年間だった。

 

 

夏休み、何か最後にひとつ、大会にでも出てみよう、と思う。

自分を出せたら、悔いは、ない。