心頭滅却すれば火もまたスズシ

わるあがきはじめました。

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すごい個人的な感覚、「2017」は身体に馴染まないまま終わった。

どうにも書いててしっくりこない曲線、円、直線、下降線。なんかもっと上手く書けるのになと思って、消してまた書き直してもやっぱりだめで、うっかり「2107」になってしまったり、そうしてやってくるゲシュタルト崩壊。ひらがなの「そ」もそう。「を」も少しそういうとこある。「2017」ははまらないまま過ぎてしまった。

あけて、2018。

新年一発目の「2018」を発注書の右上に書いてみて、うん、心地良い。うん、こんな感じ。うんことしが楽しみだ。金太負けるな。ねぇちゃんと風呂入ってる?

 

さておき、今年も目標を決める。決める、というより表明するの方が近い。自分で宣言させて、逃げられないようにするというマネジメントの基本である。

 

2013年「循環を大きくする。」

2014年「語ってもらう。」

2015年「誰で、どこへ向かうのか。」

2016年「人間らしくやりたいナ。」

2017年「うけ(いれられ)たい。」

262 - 心頭滅却すれば火もまたスズシ

 

目標に掲げたからには全力で持てる力を出し切って、振り返れば楽しくやれた気がする。新しく出会う皆さんにはじめましてを始めまして。

思えば2017は、商社マンやってる高校の友人に合コンを開いてもらって始まった1年だったな。2次会のカラオケで『勇気100%』を「そうさ~100%お酒~♪」と歌いながら女の子に飲ませようとする友人の、全く何にもかかっていない替え歌に、思わず僕がげぼを吐きそうになっちゃったりした。タモリさん、これってme tooになりませんか?

最近会ったら、彼の元カノが結婚されるらしくショックを受けていた。心中わからなくもない。僕だって、どのSNSを開いてもおすすめユーザーに元カノが出てくるっていうちょっとした処刑が続いている。そりゃおすすめでしょうよ、と思う。「100%お酒~♪」と彼に歌ってあげようと思う。

 

仕事のほうも、同年代の方々と知り合う機会があって刺激を受けたけっこうウケた。

お笑いサークル時代の「自分が面白いと思う人たちに面白いと思われたい」の延長、「自分がすごいと思う人たちにすごいと思われたい」というのがあって、いつもの土曜の飲み会では少々身を削りすぎた気もしてびくびくしている。書き込み禁止の人生が続く。皆さんがきっと売れていくから、僕も負けじと売れなければと思う。

 

当たり前だけど、うけることも、うけいれられることも、スーパー難しい。

「社会の一翼を担う」ことを個人でやっていくためには、「価値」の定義が必要で、分かりやすく言うと、君はどこでレギュラーを獲るのか?である。どんなピッチャーでもバントは絶対に決めきれる自信があります、とか、左サイドからの突破それだけで食ってます、みたいな仕事場と成果と責任と。100人もいない会社にいて思うのは、今まで3年間は「置かれた場所で咲きなさい」を1つの美学に無私無欲でやってきたものの、いざ下から突き上げられたとき、冷や汗が止まらない。後輩が売れていくから、僕も負けじと売れなければと思う。レギュラーは獲ったら守らないといけない。

 

シンプルに面白くありたいよねって宣言した「うけ(いれられ)たい。」が、まさか自分の提供する「価値」について考えるきっかけになったのはいいことで。

さて2018年、今年はどう生きようこう生きよう。

 

2018年「考えないは、ない。」

 

できないことは、ある。結果的にやらないこともあるだろう。でも「考えないは、ない。」特に僕みたいな仕事は。

昔から深く考えることを避けまくってきた。熱いと感じたときに脳みそまで信号が行かないで手を引っ込めるように、感覚として脊髄を使って会話してきた気もしてる。年齢を重ね、飲み会を重ね、その傾向は強くなって、それだけじゃだめだ。というか、その先のほうがオモシロが多い気がする。

先日もこんなことがあった。

10分でわかるビットコインの本質 | KOMUGI

という記事を10分読んでも、20分眺めても、30分そうっとしても、全く理解ができなかった。読めるのだ。しかし意味が分からないのだ。外国語みたいに理解できない日本語を読んだとき、冷や汗が止まらない。

久しぶりになんだか情けなくって悔しくなって参考図書の1つ『お金2.0』を買って一気に読んだ。後半はエキサイティングが止まらなかった。ここでもやはり書かれているのは「価値」について。

お金の価値が下がっていく。経済市場で役に立つ有用性としての価値ではなく、個人の内面にポジティブな効果を与える内面的な価値や、NPOのような社会的な価値が高まっていく。営利と非営利の壁がなくなる。経済圏を自分で作れるようになる。儲かることより、情熱を傾けられることが重要になっていく。自分の価値を大事に育てていくことが重要になる。とある。

いやー、衝撃。

著者の佐藤さんがたった5つしか年齢が違わないってのもいやー、衝撃。

今までは歌が上手い人の価値は2次会のカラオケが盛り上がるぐらいだったのが、youtuberになってポジティブな体験を提供することでファンが増え、独自の小さな経済圏の中で価値が生まれ報酬を受け取る。その報酬は、もしかしたら既存の法定通貨に換えられるかもしれないし、それを元手に別のサービスを始められるかもしれないだって。友人が歌っていた「100%お酒~♪」もヒットするかもしれない。そりゃないだろうけど。

間違っちゃならないのは「youtuber」が先にあるわけではない。ツイートが流れてきたんだけど、

 というわけだ。「お笑い芸人」や「コピーライター」が先にあるわけではない。僕は僕で「会社員」であることに甘えず、提供する「価値」に敏感でありたい。

 

そうやって、しっくりこなかった2017にうっすら気づき始めたことを、2018も考え続けていくこと。ちゃんと地続きの未来が、少し嬉しい。

あと「考えよう。答はある。」ってめちゃくちゃいい企業コピーですよね。前述の本の中でも「評価」と「信用」が大事だって書いてあって、「共感」や「感謝」を運んで回していきたいと思う。

 

最後に1つ。

社会人1年目の後輩が「仕事つらい」ツイートを上げていて、そうだよなーそうだよねーでもなんというかなーまぁ飲みいくか!くらいしか言えない僕とはまるで違い、尊敬する先輩が珍しくfacebookに投稿していた中にとてもいい言葉があったので勝手に拝借させていただく。

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「なるべく働きたくない」っていう人がたまにいますがそれってほぼ「なるべく嫌なことしたくない」ってことだと思いますし僕も全く同意なのですが、
だったら楽しい仕事をするか楽しく仕事をすればいいのかなと思っています。

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考えないは、ない。今年もよろしくお願いします。

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